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スクリュウデカンタ型遠心分離機の仕組み

遠心分離機（デカンタ-）とは、家庭用洗濯機の脱水機と同様に、毎分数千回転する円筒内の遠心力で固液分離する脱水装置です。 最近では健康ブームにのった豆乳搾りから、国際問題になっているウラン濃縮機まで、幅広い分野で使われています。 当社で扱っている遠心分離機は、石川島播磨重工業製のスクリュウデカンタ型遠心分離機です。

スクリュウデカンタ型遠心分離機の8つの仕組み

1. スピーディな処理

   連続的に分離脱水を行うため、大量の原液を短時間で、スピーディに処理できます。

2. 処理物に合わせた最適処理性能

   ボウルの長さやスクリュウピッチ、液面調節板のせきの高さ。
   スクリュウ回転速度など、広範囲の選択ができるため、処理物に合わせた最適の処理性能が得られます。

3. 広い適用範囲

   処理原液濃度範囲は、0.1％～50％、また、原液中の固体粒子も数ミクロンから5mm程度の粗いものまで処理できます。

4. 簡単な操作

   運転前の準備や停止後の清掃に手間がかからないので、作業効率がよく、また操作はとても簡単です。

5. ずば抜けた耐久性

   磨耗部分には、強度の高い表面硬化肉盛を施して対磨耗性の向上をはかることができます。

6. 防音防止対策

   低騒音タイプをシリーズ化しているほか、各種防音装置を準備しています。

7. 安全対策

   運転中の超負荷やスクリュウに異物をかみ込んだ場合は安全装置が自動的に作動します。
   また、同時に警報を鳴らすこともできます。

8. 豊富な機種

   最新の設備と厳しい品質管理のもとに製造しており、品質は高い評価を得ています。
   ミニデカンタから大型機種まで、汚泥処理から各種プロセス用まで、さらにそれぞれのニーズにマッチした豊富な機種を揃えています。